月別アーカイブ: 2014年1月

Linux Mint 16 “Petra” Xfce版がリリースされました

開発チームは Linux Mint 16 “Petra” Xfce 版のリリースについて発表します!

Linux Mint 16 Petra Xfce Edition

 

Xfce は高速でシステムリソースを大きく消費しないことを目標にしている軽量のデスクトップ環境です。それにもかかわらず、Xfce は見た目の魅力とユーザの利便性を失っていません。
Xfce 版は Xfce 4.10 に加えて最新の LinuxMint リリースになされた全ての改善が反映されています。

一目で分かる新機能:

全ての概略と新しい機能のスクリーンショットを見るには、以下のページをご 覧ください: “What’s new in Linux Mint 16 Xfce“。

重要な情報:

  • 推奨パッケージと 32 ビットライブラリ
  • DVD プレイバック
  • EFI サポート
  • 32 ビット ISO でも PAE が必要
  • mint4win

このリリースに関する重要な情報や既知の問題を把握するために “Release Notes” を必ず見てください。

システム要件:

  • x86 プロセッサ (Linux Mint 64-bit には 64 ビットプロセッサが必要です。 Linux Mint 32-bit は 32 ビットと 64 ビットプロセッサの両方で動きます)。
  • 384 メガバイトのメモリ
  • 5 ギガバイトの空きディスク容量
  • 800×600 の解像度を表示できるグラフィックカード
  • DVD ドライブ又は USB ポート

アップグレード方法:

  • Linux Mint の以前のバージョンからアップグレードする場合は、 リンク先に書かれた方法に従ってください。
  • RC版からアップグレードする場合はUpdate Manager のレベル1と2を有効にしてください。

ダウンロード:

Md5 チェックサム:

  • 32-bit: cf18e01f38fc81da81076ab902aa2ac6
  • 64-bit: 2629963a2a7413d402ea321f95d5c372

Torrents:

32-bit DVD ISO イメージの HTTP ミラー:

64-bit DVD ISO イメージの HTTP ミラー:

お楽しみください!

開発チームはあなたからのご意見をお待ちしています。 Linux Mint のご利用ありがとうございます。新しい Linux Mint をお楽しみください!

Linux Mint 16 Petraでの更新内容がLinux Mint 13でも使用可能です

イントロダクション

Linux Mint 16 Petra の最も重要な改善を、Linux Mint 13 にも反映しています。

とりわけ、この更新によりLinux Mint 13 Maya ユーザは次のパッケージを使うことができます :

  • MDM 1.4
  • Cinnamon 2.0
  • MATE 1.6
  • 最新の mintwelcome, mintstick, mintnanny,
    mintupload, mintupdate, mintinstall, mintsystem, mintmenu とmintdesktop。

導入方法

Linux Mint 13 では以下の手順で更新が可能です :

1. “Software Sources” を開きます( その画面は “Menu -> 設定 -> Software Sources” にあります。)

2. 下図に示された“Backported packages (backports)” チェックボックスをON にしてください

3. “Menu->システム管理->アップデートマネージャ” から “アップデートマネージャ”を起動させます

4. 更新項目のレベル 1, 2, 3 全てにチェックを入れてください

5. “アップデートをインストール”をクリックしてください

アップデートのインストールが完了した後、あなたのコンピュータが再起動します

お楽しみください ;)

FAQ

– なぜ、レポジトリの “main” コンポーネントから自動的に更新されないのでしょうか?

それはユーザーに選択させたいからです。
一部の人々は最新の機能を利用することに興味があります。(また、前述の簡単な手順に従うことで可能になります。)
他方、今の環境から変えたくない人もいます。
デフォルトで有効になっていないレポジトリ内の最新反映用コンポーネントを使うことにより、ユーザはこのコンポーネントで更新させるか更新をしないかの選択をすることができます。

すべての更新および新しいソフトウェアには、更新による副作用のリスクが存在します。
今回の更新内容はPetra で徹底的に検証され、Maya で動くことが知られています。
しかし、現在のバージョンのまま留めるのか、または新しいものに更新させるかを決めるのはユーザ自身にあります。

少し面倒ではありますが、すべてまたは一部を元のバージョンに戻すことが可能です。

– LMDE にLinux Mint 16 Petraの更新内容が反映されるのでしょうか?

はい、反映されます。LMDEはこのような更新パッケージでの提供だけでなく、2014 年の1月にリリースされる、Update Pack 8 での提供が予定されています。

更新時の留意点

Cinnamon 2.0:

  • Cinnamon 2.0 では、”nautilus” または ”gnome-session-fallback” パッケージは不要になります。
    これらは、削除していただいて構いません。
    もし、あなたが、bluetoothまたは、wacom のタブレットのサポートが不要の場合、gnome-control-center パッケージを削除することができます。
  • Cinnamon 2.0 導入時に、すべての重要なパッケージが読み出される、mint-meta-cinnamon のインストールを確認してください
  • Cinnamon 2.0 は Cinnamon バックエンドに使っています。
    あなたの現在の設定項目はGNOME バックエンドで適用されています。したがって、Cinnamon のデフォルト設定が失われるでしょう。

MATE 1.6:

  • MATE 1.6 はgsettings を使っています。
    あなたの現在のMATE 設定はmateconf に格納されています。
    あなたは更新時にMATE の設定を失うことになるでしょう。

MDM 1.4:

  • MDM はnumlockx のインストールを発生させます。
    これにより意図したとおりにnumlock 起動できるようになるでしょう。
    もし、ノートPCを使用していてパスワードが打てない場合、numlock が無効であることを確認してください。
    あなたすべきことはこれだけです。
    その後、あなたのやりたいことはMDM 内で設定できます。
  • “ubuntu-system-adjustments” が更新さているか確認してください。
  • “mint-mdm-themes”がインストールされているか確認してください。
  • 特にMDMが更新した時は、更新後、あなたのコンピュータが再起動することを確認してください。