Linux Mint 17 “Qiana” CInnamon 及びMATE エディションのISO イメージが更新され、“v2″ と我々は命名しました。 すべてのウェブサイト上のリンク、及びアナウンス上のリンクが新ISO イメージに置き換わっています
【訳者注釈】
この記事はLinux Mint 17 “Qiana” v2 の変更点が記されています。
Linux Mint 17 “Qiana” v2 の入手は、以下のLinux Mint Japan 記事内のダウンロードより行うことができます。
- MATE : http://blog.linuxmint-jp.net/?p=282
- Cinnamon : http://blog.linuxmint-jp.net/?p=284
また、すでにLinux Mint 17 Cinnamon及び、MATE をご使用されている方は、アップデートマネージャにてLevel 1 の項目を有効にして更新することで、v2 の反映を入手できます。
【変更点】
もし、あなたがすでに、Linux Mint 17 を動かしている場合、再インストールの必要はございません。
新ISOイメージでは、以下の問題が解決されています:
xrader に互換性がないGPU 上でMDM がクラッシュしてしまう問題
SIS カードまたはxrander に互換性がないカード上で有効なモニターをスキャン時にMDMがクラッシュしてしまいます。その結果Linux MInt が ブラックスクリーンになってしまいました。
危険で曖昧なラベルが、ハードディスク内の意図しない除去を導きかねないという問題が有りました
インストーラが、他のオペレーティングシステムを見つけた時、ハードディスクの中を既存のデータを削除するオプションが曖昧で、 “置き換えをしてLinux Mint をインストール”という表示でした。このオプションはデータの削除について警告を発しているが、それがパーティションと、オペレーティングシステムに関連するデータのみ削除すると多くの人は信じさせてしまいました。
ドライバーマネージャが 失敗したファームウェアを正しく扱わない問題が有りました
ドライバーマネージャが誤って “linux-firmware-nonfree” でインストールが必要なデバイスにについて、ユーザが手動でインストールしたデバイスだと認識していました。
/ パーティションがフォーマットされていない時、APT Source が破壊される場合が有りました
Linux Mint が一つの / パーティションにインストールされかつ、パーティションがフォーマットされていない場面、インストーラはapt-clone をおこない、APT ソースを破壊してしまうことが有りました。
Skype と 多くのWINE または Steam ゲームがすぐに動きませんでした。
Steam, Wine, Skype, LibreOffice-base の動作が改善されました
少しだけデフォルトで入るパッケージが追加されました 例えば ia32-libs, libgl1-mesa-dri/glx, libreoffice-sdbc-hsqldbです。これらは64 ビット環境にて、負担なくSteam と Wine games を動作させ、 Skype が32ビットマシンと同様のサポートを受けられ、更に LibreOffice Base のサポートを改善させます。
レベル1のアップデートを反映させました
一ヶ月前の正式リリースから新しいISOイメージが追加されたため、Level1 のアップデートをすべて反映させ、バグを修正済みの状態にしました。
現在Linux MInt 17 を使用中のユーザ様へ
すべての変更は、新規に使用者向けの変更でありますが、 もし、すでにLevel 1のアップデートを行っていましたら、 再びインストールの必要がございません。
(注) すでにKDE, Xfce エディションでは正式リリース版でこの問題は解決されているので再リリースはありません。