Linux Mint 13 で Nadia バックポートが利用可能に

イントロダクション

Nadia に対してなされた最も重要な改善は Maya にバックポートされます。

とりわけ、バックポートを使うことで Linux Mint 13 LTS ユーザは以下のパッケージを利用することが可能になります:

  • MDM 1.0.7
  • Cinnamon 1.6.7 (Nemo 1.1.2 と Muffin 1.1.2 を含む)
  • MATE 1.4

利用方法

Linux Mint 13 でバックポートを利用するには、以下の手順に従ってください:

1. “メニュー -> 設定 -> ソフトウェアソース” から“ソフトウェアソース”ツールを開いてください。

2. 以下の図に示すとおり、バックポートパッケージ (backport) にチェックを入れてください。

3. 以下の図に示すとおり、バックポートパッケージ (backport) にチェックを入れてください。

4.レベル 1 とレベル 2 のアップデートを全て選択してください。

5.”アップデートのインストール” をクリックしてください。

アップデートのインストールが終了したら、コンピュータを再起動してください。

Enjoy ;)

よくある質問

– バックポートへの移行がリポジトリの “main” セクションを通じて自動的に行われないのはなぜですか?

バックポートとはユーザに向けた選択肢の一種だからです。最新機能を使うことに興味がある人もいれば (上に挙げた方法で簡単に最新機能を使うことが可能です)、うまく動いている物に変更を加えたくない人もいます。リポジトリの(初期状態では無効化されている) バックポートセクションを使うことでユーザは新しいパッケージにアップグレードするか、古いパッケージを使い続けるか選ぶことができます。

アップグレードや新しいバージョンのソフトウェアと同様、バックポートに移行することでシステムに不具合が生じる危険性があります。アップグレードされるパッケージは Nadia で徹底的にテストされ、Maya からのアップグレードに成功することが確認されていますが、現在のバージョンを使い続けるか、新しいバージョンにアップグレードするかは完全にあなた次第です。Linux Mint13 では両方のセクション (main と backport) が利用可能であり、手順は少し長くなりますが全ての又は一部のパッケージを元のバージョンにダウングレードすることも可能であることに注意してください。

– バックポートは LMDE でも提供されますか?

提供されます。LMDE 用のバックポートは数日中に提供される予定です。Linux Mint 13 とは異なり、LMDE におけるアップグレードは自動的に行われます。なぜなら、LMDE には特定のバージョンがなく、常に更新を続けるセミローリングディストリビューションだからです。

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