Nadia “14.1″ ISO イメージの再設計

Linux Mint 14 “Nadia” の ISO イメージがアップデートされ、“14.1″ になりました。ウェブサイトや告知に含まれるすべてのリンクは新しい ISO への
リンクにアップデートされました。

すでに Linux Mint 14 を使っている場合には、再インストールの 必要はありません

新しい ISO イメージでは以下の問題に対する修正が行われました:

CPU 使用率が高く、Intel 製 GPU のマシンで性能が低くなる

これは Plymouth と Xorg の競合が原因で、特に Intel 製のビデオカードで問題が起きます。“intel” 製ドライバではなく Xorg が“modesetting” または “fbdev” ドライバをランダムに利用していたことで、GPU ではなく CPU
が LLVMPIPE ソフトウェアレンダリングでデスクトップを描画していました。

この問題は MDM 1.0.8 で修正されました。Maya バックポートと Nadia ではMDM が 1.0.8 にアップデートされ、新しい ISO ではこれがデフォルトでインストールされています。

DNS で名前解決ができない、仮想マシン内からインターネットが利用できない

Linux Mint は現在 DNS 名前解決の代替手段として OpenDNS を利用するようになりました。DNS サーバへの接続に失敗した場合、OpenDNS を利用して名前解決が行われます。これにより仮想マシン内からインターネットに簡単に接続できるようになります。

インストーラが grub-efi のインストールに失敗する

このバグは修正され、インストーラは現在 EFI のシステムに grub-efi パッケージを正しくインストールできるようになりました。しかし、セキュアブートの無効化は必須で、システムの EFI の実装によっては EFI ブートファイル(EFI/BOOT/grubx64.efi) の場所の指定が必要になる場合があります。

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